【工事概要】
1. 目的
阪神・淡路大震災で被災した岸壁の復旧工事で、地震時土圧を低減する目的で利用された。
2. 工事概要
施工時期 | 平成8年2月 ~ 平成8年3月 | |
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施工延長 | L=190m (岸壁延長) | |
施工土量 | V=43,170m3 | |
設計 | 一軸圧縮強さ | qu= 200kN/m2 |
単位体積重量 | γt= 10kN/m3(気中部) | |
γt= 12kN/m3(水中部) | ||
使用土 | 神戸港浚渫土 |
3. 配合仕様
調整泥土(kg/m3) | 固化材(kg/m3) | 気泡量(l/m3) | フロー値(mm) | 密度(g/cm3) | |
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気中部 | 849 | 140 | 279 | 150~200 | 1.00 |
水中部 | 952 | 140 | 196 | 150~200 | 1.10 |
※ 海水の密度1.03g/cm3、 固化材(高炉セメントB種)の密度 | : 3.04g/cm3 |
※ 起泡剤 | : 界面活性剤系(10倍希釈25倍発泡) |
※ 気泡量 | : 施工段階での消泡を考慮し15~20% 増量 |
4. 標準断面
